1人が本棚に入れています
本棚に追加
卒業して間もなく、自宅に一通の手紙が届いた。
僕宛の手紙だというのはわかったが、送り主が書いてなく不安な気持ちで中身を確認した。
そして、口元に手を当て言葉を失った…
続いて頬に涙がつたう。
僕は最低な人間だった。
気付けなかったのではなく、気付いていないフリをしていたんだ…
だからなんとなくわかっていた。
「ごめん…」
と何度も小さくうつむきながら言った…。
僕が書いた手紙の数々が全てコピーされており、送られてきた手紙と一緒に入っていた。
最初のコメントを投稿しよう!