23人が本棚に入れています
本棚に追加
「大丈夫だって、月野。僕が近くになってもちゃんと起こしてあげるからさ。」
「本当~!?夜天くんっ♪」
「おぃ!(怒)」
…ったく、おだんごはすぐに流されちまうからな。
だからこそ俺がいつでも傍で見守っていたいのに…。
「さてと…じゃあ気を取り直してくじ引きするからな。」
先生の作った番号の書いてあるくじを、順番にひいていく。
「えぇ~!?最悪…1番前なんてあんまりだよぉ~(泣)」
「良かったな~月野。先生が居るから居眠り出来ないな(笑)」
「そんなぁ~…」
「俺は……はぁ!?ありえねぇ…。何で1番後ろなんだよっ!?」
うさぎは1番前の席、夜天はうさぎの後ろ、大気は真ん中らへんで亜美と隣、そして星野は1番後ろの席になったのだ。
「あ、本当に近くになったね~よろしくね、夜天くん!」
「こちらこそ、仲良くしようね?月野♪」
普段ならあまり微笑む事のない夜天がうさぎに飛び切りの笑顔を見せ、うさぎもつい赤くなる。
「なぁ、夜天!席変わっ…」
「嫌だからね。」
最初のコメントを投稿しよう!