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夜天が変わってくれるわけないよな(汗)
俺がバカだった…。
ってゆーか、夜天がおだんごの後ろになっちまったなら、ますますこのままじゃ駄目だ!
…こうなったら…。
「なぁ、佐藤!」
「ん?何?」
うさぎの隣になった佐藤(笑)に話かける。
「悪ぃんだけどさ…席変わってくんない?」
「えぇ!?なんで…?」
「おぃ!星野、勝手にそーゆー事は…」
「先生、最近俺、目が悪くなったみたいでさ、この席じゃ見えないんです。」
大気、夜天、うさぎには絶対嘘だと分かっていて呆れている。
でも、真剣に言う星野に、周囲は本気で信じている。
でも、うさぎと隣になれた佐藤はそう簡単に席を譲りたくはないらしい。
「ぼ、僕じゃなくてもいいんじゃ…」。
「ここが1番よく見えるんだよ。まさか嫌だなんて言わねぇよな?」
佐藤の肩を掴み、低い声で威圧しながら問い詰める。明らかに逆らえない空気に頷くしかできなくなる。
「わ、わかったよ。変わるから…。」
「よっし!佐藤!お前すっげぇいい奴だな♪」
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