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さっきとは別人のような満面の笑みになる星野。
「先生!佐藤くんが変わってくれるみたいだから、いいですよね!?」
「まぁ、佐藤がいいなら仕方ないな」
そして、一斉に席を移動する。
「もぉ…星野ったら…(汗)」
「本当、無茶苦茶だよね。せっかく月野と仲良く出来ると思ったのにさ。」
「夜天の好きにさせねぇよ!おだんご、嬉しいだろ?」
「そりゃあ…ちょっとは嬉しいけど////」
「ったく、素直じゃねぇな(笑)前後より、やっぱり隣だよな♪忘れ物したって机くっつけられるし♪」
「お前ら!静かにしろっ!(怒)」
「「…は~い。」」
授業が始まって、おだんごから可愛く折られた手紙が回ってきた。
『あんまり騒いでると席変えられちゃうよ!せっかく隣になれたんだから(>_<)』
おだんごを見ると、手紙だってゆーのに、既に照れて目線をそらしていた。
…ったく、本当、可愛いよな(笑)
例えどんな時だって、俺の目の届く所に居て欲しいんだ。
笑われたって構わない。それだけ、俺はおだんごが好きなんだから…。
End
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