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康太が窓から外を見続けているとずっと俯いていた老紳士が突然顔を上げた。
そして康太の顔を覗きこんだ。
そして老紳士はこう言った。
「あんたに何か嫌なものが見える…」
そう言うと老紳士は突然倒れ込んだ。
康太はいきなりのことに驚いた。
「おじいさん⁉おじいさん‼」
康太の声に周りが康太を方を見る。
誰かが叫んだ。
「誰か次の駅名が分かる方いますか⁉」
また誰かが叫んだ。
「次は福島駅だ‼」
「救急車を呼んでください‼」
「僕がしてます‼」
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