中松康太

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テーブルを挟んで向かい側に大介の母親が座る。 「早速ですけど大介のことなんですが…」 「そのことなんだけどね…」 大介の母親は言葉を濁した。 「実は何も言うことが出来ないの」 「え?どうしてですか⁉」 「……………………」 大介の母親がしばらく黙ったあと、 部屋の襖がスッと開いた。
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