魔闘大会――予選――

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光夜達は相手を全滅させた為、闘技場へと転移した。 「なんとなんと誰が予想しただろうか!!2年のチームが3年に勝っちまったぜ!!」 闘技場に歓声が飛び交う。 しかし光夜達は全力で駆け出した。 あの龍也までもが……いや、龍也が先頭を切って走っていた。 聖蘭のもとへと。 龍也「聖蘭!!大丈夫か!?」 聖蘭「えっ!!」 聖蘭は着替えていた。 なんと下着姿。 龍也「………………」 聖蘭「………………」 しばしの沈黙がその場、もとい保健室に流れる。 そしてついに龍也が沈黙を破った。 龍也「……………白」 聖蘭「消え失せろぉぉぉぉ!!」 それから10分後…… 明日香「さっきはごめんね」 聖蘭「いいよ、気にしてないし」 明日香達は聖蘭と話していた。 龍也はと言うと……… 光夜「生きてるか~?」 龍也「…………………」 光夜「返事がない、ただのカスのようだ」 床で黒焦げになっていた。 理由は簡単、聖蘭が魔法を乱射し龍也に直撃しただけのこと。 聖蘭「皆、決勝進出おめでとう」 美里「聖蘭の力もあったから勝てたんだぞ」 深「そうそう、聖蘭なしじゃ稔には勝てなかったしな」 全員が頷いた。 心なしか龍也も頷いている気がした。 聖蘭「ありがとう!!」
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