魔闘大会――決勝トーナメント――

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光夜達が転移した先は地平線の先まで広がる広大な草原だった。 龍也「こりゃまた広いなおい」 光夜「とりあえず相手の特徴を整理するぞ」 光夜の言葉に全員が集まった。 光夜「まずは髟槻 弥勒(さまつき みろく) 白い髪のやつだ。 多分3-Sの中では1番弱いがあいつは水属性だし特に魔武器が厄介だからな。きおつけろよ」 全員が頷く。 光夜「次に鞠草 絵奈(まりくさ えな) 1言で言えばチビだ。 けど雷属性で速いからな。 後は羽上 辰也(はかみ たつや) 長身の男だ。 力があるからまともに戦うなよ」 龍也「当たり前だ。潰されたらたまったもんじゃない」 光夜「多分もっとも戦いにくい相手、赤刃 桐斗(あかじん きりと) 奴は幻影を使うからなんとかして種をあばけ。 そして陀巳 真琴(だみ まこと) 蛇みたいな目をした女だ。 闇属性の魔法を使うし威力はかなりある。 そして最後にもっとも警戒しなければならない相手」 光夜は1度、言葉を切りつづけた。 光夜「真田 一樹(さなだ かずき) あいつの力は何もわかっていないから特に危険だ。 細心の注意をはらえ」 全員が頷いた。 光夜「よし。じゃあ昨日いった通りのグループに別れるぞ。 龍也と聖蘭、深と美里、俺と明日香だ」 龍也「了解!!」 深「まかせておけ」 光夜「勝つぞ!!」 光夜の掛け声とともに一斉に走りだした。 勝利を見据えて。
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