襲撃

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礼和「ところがどっこい、真実は違うんだぜ」 明日香「どういうこと?」 礼和「冥土の土産だ。真実を教えてやるよ」 明日香「真実?」 礼和「神童 光夜は元はこの世界、つまりレイファンの人間だったんだ」 2人の顔に驚愕の表情が浮かぶ。 明日香「そんなのありえない。だって光夜は異世界から来たって………」 礼和「だから元はって言ってんだろ?神童 光夜は捨て子だ」 光夜「馬鹿な……そんなことして何のメリットがあるんだ?」 光夜はある程度回復したのか、木にもたれ座っている。 礼和「メリットとかの問題じゃない。ただ邪魔だったんだよ。自分の計画の妨げになる唯一の存在が……お前の中に眠る『七帝』の力が」 光夜「七帝の力?なんだそれは?」 礼和「さぁな。これ以上は俺もよく知らないが強力な力ってことは確かだ。だからこそ計画の妨げになる存在を異世界に飛ばした。そしてお前は神童家に拾われ成長した。ZEROとしても問題なく計画が進んでいた。しかし最近になって予想だにしないことがおきた」 明日香「光夜が魔法学校に入学してしまった」 礼和「そうだ……七帝の力に目覚められると厄介。だから俺が派遣された。神童 光夜を殺すために」 礼和はそう言いトンファを構える。 明日香「光夜は殺させない!!」 礼和「ならお前からだ」 礼和は明日香に近づきトンファを振り下ろした。 明日香は目をつむった。 グサッ
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