第1章

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四人は体育館に来た。 ボールをつく心地よい音とバッシュの爽快な音が響いていた。 優「初日だけど結構見学きてるなー。」 体育館にはすでに数人の新入生がきていた。 新達も混ざって見学することにする。 するとキャプテンと思われる人物が近づいて来た。 久「こんにちわ。キャプテンやらしてもらってる三年の遠藤 久です。皆見てるだけじゃつまんないだろ?ちょっと力試ししてみない?」 願ってもない申し出だった。 先に来ていた奴らが次々と1on1を行う。 久は上手かった。 新入生は誰一人シュートを決められない。 そして優の番がきた。 新「決めろよな。」 優「誰に言ってんだ?俺が決められないと?」 新「まさか(笑)」 優「ったく…行ってくるわ。」 優がボールを持つ。 すると開始の合図とともにいきなりシュートを打った。 シュパッ!! ボールは澄んだ音とともにリングに吸い込まれていった。 久「まさかその位置からうってくるとはね…やるねー。」 優「どうも。」 奈緒「優君凄いね!NBAラインからうってたよ☆?」 由香里「相変わらず度胸あるわね。」 優が戻ってきた。 新「おまえもうちょっと楽しめよ…それにあの位置はまだ成功率高くないだろうが。」 優「こういうのは初めが肝心だからな。印象つけないとな。ほら、おまえの番だぞ!」 新「ハィハィ。行ってきますよ。」
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