3443人が本棚に入れています
本棚に追加
四人は体育館に来た。
ボールをつく心地よい音とバッシュの爽快な音が響いていた。
優「初日だけど結構見学きてるなー。」
体育館にはすでに数人の新入生がきていた。
新達も混ざって見学することにする。
するとキャプテンと思われる人物が近づいて来た。
久「こんにちわ。キャプテンやらしてもらってる三年の遠藤 久です。皆見てるだけじゃつまんないだろ?ちょっと力試ししてみない?」
願ってもない申し出だった。
先に来ていた奴らが次々と1on1を行う。
久は上手かった。
新入生は誰一人シュートを決められない。
そして優の番がきた。
新「決めろよな。」
優「誰に言ってんだ?俺が決められないと?」
新「まさか(笑)」
優「ったく…行ってくるわ。」
優がボールを持つ。
すると開始の合図とともにいきなりシュートを打った。
シュパッ!!
ボールは澄んだ音とともにリングに吸い込まれていった。
久「まさかその位置からうってくるとはね…やるねー。」
優「どうも。」
奈緒「優君凄いね!NBAラインからうってたよ☆?」
由香里「相変わらず度胸あるわね。」
優が戻ってきた。
新「おまえもうちょっと楽しめよ…それにあの位置はまだ成功率高くないだろうが。」
優「こういうのは初めが肝心だからな。印象つけないとな。ほら、おまえの番だぞ!」
新「ハィハィ。行ってきますよ。」
最初のコメントを投稿しよう!