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先にこの世界の説明しようかな
【ラース=ネイシア】
それがこの世界の名前
この世界にはエルフやらドワーフやら、本来なら空想の中に住んでいる三つ頭のケルベロスやら翼有る白き天馬のペガサスやら口から火を噴くドラゴンやらが普通に住んでいる
だから俺は今、幻獣のオークに追いかけられてんだけど…
え?何でこんな目になってるかを教えろ?
まぁまぁ焦んないでよ
ここで焦ったら俺が喰われちまう
分かったか?なら落ち着いて聞いてくれ
この世界では満十五歳から
【幻獣使い】
ってやつになれるんだ。希望制な。まぁ……危ないから早死にする奴が結構居るんだけど…ね
まぁそれはソイツの運命だから仕方ない。うん、仕方ないんだよ
また話がズレたな…軌道修正
俺の家系は代々幻獣使いになってるんだけど…俺はのらりくらりと逃げてました!だって怖いじゃん!
あ…ちなみに俺今17歳、誕生日は五月二十九日
て、またズレたな
まぁ逃げてたんだけど…遂に母さん(四十歳)がお怒りになり、
「今から深緑の森に入って相棒の一匹くらい見つけてきなさい!もし見つけて来れなくちゃ勘当よ!」
うん…あの時の母さんは……鬼だった。喰われそうだったよ…なわけで、この深緑の森で今オーク三匹に追いかけられてます
逃げてます
かなり必死です
もし、喰われたら母さん!俺はアナタを呪います!絶対に
え?追いかけられる詳しい説明がない?そこは…触れたらいけねーぜ
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