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「お月さま!僕は日の宮へペテダルトンと一緒に行かなきゃいけない」
と、ちい星さんが言うと、お月さまはそんな事、ちっとも聞こえないふりをして、やっぱり今まで聞いた事もない大声で
「ちい星!おまえは見てはいけないと言われていた本を、なぜ読んだのだ」
と、怒鳴るのです
「だから、ペテダルトンをー!」
ちい星さんが言いかける間もなく、
「ライト、レフト、おまえ達、ちい星を牢の中に入れておけ!」
そう言うと、双子の右星と左星がやって来て、ちい星さんの両腕をつかみ、黒い雲で覆われた、牢屋に閉じ込めてしまうのでした。
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