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真っ暗な牢屋の中で、何日も何日も閉じ込められています ちい星さんは、つぶやきます。 「まるで箱の中のペテのようだ。ペテを星に変えないと、こんなの絶対かわいそうだ」 そうして、いろいろと考えているうちに、前に公園で出会った闇星たちの事を思い出したのです。 ―あのふたりの通った道は、目が開けてられないくらい、眩しくって……― 「そうか、あれが、きっと日の宮への道なんだ!」
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