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ここを昔、通ったもののなれの果て。
星が、光のかけらになった途端、ガラスの床に打ちつけられて、粉々に砕けてしまったあとの、光のくずでした。
ちい星さんは今、くず達を踏みつけにしているのです。
けれど、避けて通るわけにはいきません。くず達は無数に、ガラスの道に散らばっているのですもの。
「ごめんよ。ごめんよ!」
ちい星さんは、シャリシャリと踏みつけにしながら、心の中で謝り続けています
「おまえ!」
「おまえ!」
突然、天(そら?)の方から、鋭い怒鳴り声が聞こえてきます。
それは、ふたつの昼星でした。
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