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ちい星さんは、動きません。 昼星たちの光に圧倒されて。 ―どうして、あんなに明るいのだろう。僕の光なんて、まるでうすぼやけて暗く見える…ああ、僕の光は所詮、昼星たちと比べると闇のようなものなのか― なんだか、心の奥が冷えてくるような感じで 気がつかないうちに、ちい星さんの足の先の方から、少しずつ石に変わっていきます。
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