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「僕は、箱の中にじっとしていては、いけないんだ。なんとかして、この中から出なくては…」
けれど、箱はぴったりと閉ざされていて、ちいさなペテダルトンの力では、押したって、内側からでは開きません。
それに、もしも箱から出られたとしても、その後は……光のかけらは宙に浮いていることが出来ませんので、後は地面に叩きつけられて、粉々の屑になるだけです。
「それでも、それでも、僕はここから出なくちゃいけないんだ!」
―箱の中を、おまえの光でいっぱいにして、その力で蓋をあけよう―
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