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「強い光は…」 ちい星さんが、急いでいるというのに、お日さまはゆっくりとした口調で話しはじめました。 「強い光は、弱い光を奪ってしまう。弱い光は、強い光へと流れてしまう。光とはそのようなものだ。より明るい方へと群れたがるものなのだ」 「お日さま!」
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