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日の宮を立ち去る時、お日さまはふたりにお尋ねになりました。 「月は元気かね。相変わらず書き物をしているのだろう?」と。 ちい星さんは、振り返って応えます。 「ええ、元気です。お月さまは、僕たちが帰るのを待っているのです」 「また、おいで」 「また、おいで」 昼星たちが声を揃えて、ふたりに手を振ります。 ちい星とペテダルトンは、手をとりあって、お月さまのもとへと戻るのです。
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