苦楽

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シ・ケイシュウは、ちい星さん相手に話し出します。 「俺はなあ、11人も人殺しをしたんだ。なぜかって?金が欲しかったからさ。金持ちの子どもをさらって来ては、脅しをかけて、そいつの家の有り金と、ついでにその子どもの命をいただいたってわけさ。別にガキの命なんて欲しかないが、生かしておくと、こっちがヤバいんでね」 ちい星さんは、シ・ケイシュウのベッドに腰掛けて足をブラブラさせながら話しを聞いています。
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