苦楽

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電気の走る椅子は、部屋のいちばん奥にあります。 電気の走る椅子の所までは、いくつかの階段になっていて 『ちょっとしたステージだな』と、シ・ケイシュウは思いました。 部屋の入り口に近い所の隣りのガラスの部屋の中には、テーブルに座った男の人たちが5人おり、そのテーブルの上にはそれぞれに、椅子に電気を走らすためのスイッチが、ひとつずつ置いてありました。
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