苦楽

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「クラクの文字はわかったのかい?」 お月さまは、たずねます。 ペテダルトンは、あわてて首をふります。 ちい星さんのことが気になって、とても文字を調べる気になれなかったのです。 ちい星さんは、あれから何も教えてくれませんし……ああ、ちい星さんが帰ってきました。辞書の部屋から本を抱えて。
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