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鏡を見つめながら、男の子はつぶやきました。
「僕の目って、時々、星のように光るなぁ」
昨日の夜、突然、停電がおきて、お母さんが男の子の目を見て
「きゃあっ」
と、叫んだのです。
暗闇の中で、男の子の目は光っていたのでした。
星は、暗くなると輝くものなので、ペテダルトンが光るのは、仕方のない事なのでした。
鏡の中の、星のように輝く瞳を見つめて、ふいに
男の子は、あの夢を思い出しました。
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