光のかけら

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―光になるよ― 「そうか、君は僕の星だね」 瞳の中で、ペテダルトンは、ひときわキラリと輝きました。 「けれど、いいの?そりゃあ、僕の一生は、八十年そこそこで、君の一生は、永遠に近いものだけど、君の一分と僕の一分、互いに変わりはないんだよ」 男の子は、鏡の中のペテダルトンを見つめて言いました。 ―かまわないんだよ― その声は、男の子の耳には聞こえませんでしたが、頭の中に響きました。 ―僕、しばらく、君の中で眠る事にしたんだ― もちろん、ペテダルトンは眠るつもりはありませんでしたが、もう、それ以上、男の子に話しかけなくなりました。 だって、頭の中に違う人が居たりしたら、あなた、おかしくなっちゃうじゃありませんか。 男の子は幸せに生きました。
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