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闇星たちは、
キラキラ光る、ちい星さんの体をジロジロ見つめて、しばらく、じっと考えたあと、
右に座っていた方が、左の闇星に向かって、大きな、ひそひそ声で言いました
「僕、光らないからね」
すると、左の闇星も、おんなじように右の闇星に向かって、ささやきます。
(もちろん、大きなささやき声です)
「僕も、光らない」
そうして、今度は、ふたり一緒に
ちい星さんにたずねます。
「あんたは?」
「僕は、光るよ!」
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