箱の鬼

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「お月さんは知ってるんだよ。おまえが元の星になる方法を。だけど、その方法は、ヘタすると大変だからって、知らんぷりしてるのさ」 「ウソだ!」 (お月さまは知らないに決まっている。だから、どうしようもなくて、僕を箱にいれるのだ) ペテダルトンは、小鬼を睨みつけます それには構わず、小鬼はまだまだ続けます。
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