箱の鬼

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「消えろ、小鬼!おまえが僕のはずなんか、絶対ちがう!僕はそんなに、ひねてないぞ。お月さまは知らないんだ。ちい星は忙しいんだ。おまえなんか、消えてしまえ!」 小鬼はニタニタ笑います。 笑うたびに口が目元まであがり、青い光がゆらゆら揺れます。
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