ちい星さん

おいぼし

もう、あまり長いことないのです。
老星ゼネは、もう、ちょっとしか生きれません。

しずくの流れが全くない、とても静かな所にゼネはいるのですが、ここ何週間かで、光がゼネの中に集まって、大きく膨らんでいます。

｢もう、寿命なのだよ。わしは、長いこと生きすぎたからな｣

ゼネはゆっくりと、ちい星さんに話します。