10人が本棚に入れています
本棚に追加
ガシャン!!
音のする方にクラスの大体の人が注目した。それもそのはず。早速喧嘩が始まったのだ。
①「お前なんなんだょ。一々人につっかかりやがってよ」
②「るせぇよ。テメェのその面が気にいらねぇんだょ!!」
①「意味わかんねぇし。俺もテメェの態度が前から気にいらねぇんだよ。」
②「上等じゃん。潰す!」
ガヤガヤガヤガヤ....
瑠希「お~お~朝からやってんなぁ…」
こいつは今成瑠希。司の小学校からの連れで結構喧嘩っ早くいつも司と連んで色々やってきた親友であり悪友でもある。
司「(喧嘩なら他でやってくれ…馬鹿だから止めないで煽るやつもいるし。もう少し平和に出来ないもんかね…)雅…うるさいから止めてこいよ(笑)」
雅「いゃ。司がいけよ(笑)喧嘩好きだろお前さ(笑)」
司「いゃ②根っからの平和主義者の俺ですが?(´Д`)」
雅・瑠希「いゃ一番喧嘩好きだろ!!(笑)」
司「瑠希お前に言われたかないね(笑)ん?誰か止めにいったぞ(・ω・)」
里奈「ちょっと二人共止めなよ!!せっかく同じクラスなんだからさ…仲良くしなよっ!!」
彼女の名前は岡田里奈[オカダリナ]。うちのクラスに二人いる女子生徒の片割れだ。
①、②「わりぃ……」
ザワザワ、ガヤガヤ…
雅「お~お~気が強い事…あ~ゆぅ子もいいけどな(笑)」
司「俺はパス。気が強い奴はあんま好みじゃねぇし…(-o-)背が低くて甘えん坊でちょっとおとなしめな子のがぃいね。」
瑠希「お前ロリコンだもんなww分かるぜ!笑」
司「おまっ…なにを…(゜д゜)」
雅「だからあの子に興味津々なわけだ(笑)」
瑠希「えっ、あの子って?!新恋人か?!(笑)」
司「ぁあだぁあなんでもないよ瑠希くん(^^)雅お前しめるぞ…」
雅「瑠希、後はメールでな!!笑」
瑠希「了解!!笑」
司「なにコソコソ話てんだよお前ら!!メールがなんだって?!」
雅・瑠希「なんでもないなんでもない(笑)」
慌てて顔を背ける二人だが、あらかさまに何かを隠しているのがしゃべり方と表情でバレバレであった。
そんな他愛もない話をしたりしながら時間は進み気付けば昼休みになっていた。
最初のコメントを投稿しよう!