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司「おはよ~、飯は?」
母「できてるわよ、入学早々遅刻するわよ」
俺の名前は高橋司(タカハシツカサ)。
今日は高校に入学して初めての授業日だ。
司「大丈夫だょ、電車余裕で間に合う…さ…行ってきます!!」
司が時計を見た時時間は既に電車発車の15分前。自宅から自転車で最寄り駅までちょうど15分かかるのだ。正直間に合うか微妙な時間だが慌ててうちを飛び出した。
司「ったく、もっと早くおこせよ!!(怒)飯くってる時間もねぇじゃん!!あぁ…頼むから間に合ってくれぇ!!」
「ふぅ…ギリギリ到着、間に合った…」
プシュ~…ガタンゴトン……次は○○駅、次は○○駅
「そういや、あいつ次の駅か。席取りしとくか」
プシュ~…○○駅です。ガヤガヤ、ガヤガヤ…
「お~い、雅こっち②。」
雅「お~司~席取れたんだ、サンキュー☆」
こいつは同じクラスの斉藤雅(サイトウミヤビ)だ。
雅「なぁ②司、可愛い子いるかな??笑」
辺りを見回しながら
司「朝からその話かよ。どう考えても男のが多い学校じゃん…いるわけな…??」
司はある方向を見たまま黙り込んだ。
雅「ん、どしたん??話の途中で。」
司「あの人可愛いゎ…」
司はある人を見ながら答えた。
身長は低く華奢で小柄な、見た目で、髪の毛はセミロングぐらいの子だった。
雅「へぇ~司はあんな感じのが好みなんだ。俺は、あっちの子のほうがいいな~」
司「いいじゃん、まぁ学校どうせ違うんだろうけど」
プシュ~…○○駅
雑談をしてるうちに学校の最寄り駅についた。ガヤガヤ、ガヤガヤ…
そんなこんなで、俺はあの子に出会ったのだ。
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