涙の告白

7/13

4534人が本棚に入れています
本棚に追加
/123ページ
「なんで森田が出てくるわけ?」 「え?だって付き合ってるんだよね?」 「はい?」 よく意味が分かってない顔をしてる。 あれ? 別に変な事言ってないよね? その顔したいの こっちですから。 「付き合ってるんでしょ?合宿の日から」 「別に付き合ってねぇけど」 「はい!?」 あたしは啓の顔に近づいた。 啓は明らかに意味を理解していない。 「いやいや」 「何が」 だって啓と森田さん、見せつけるようにキスしてたよね!? しかも森田さん、啓の事名前で『啓先輩』って言ってたじゃんか!! ていうか 「キスー!!!」 「キスぅ!?」 「啓 森田さんとキスしてた!」 「バカ!!あれは不可抗力っていうか……」 「でも めちゃくちゃ絡みついてましたけど!?」 「俺からは絡みついてない!!」 「じゃあ何か!?キスしてないとでも!?」 「それは……したけど」 「ほらっしたんじゃん!!なのに付き合ってないと!?」 「マジで付き合ってねぇよ!!」 「なのにキスしたんだ!!うーわ!!啓って最低ー!!!」 .
/123ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4534人が本棚に入れています
本棚に追加