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[本当の気持ち]
君を一番傷付ける言葉
それを僕は知っている
知っていて
僕は君に
その言葉を投げつけた
君はしばらく迷ったあと
悲しそうに笑いながら
それでも
僕を許した
違う
違う
違うんだよ
許してくれなくていいんだ
許して欲しいわけじゃない
怒っていい
怒鳴っていい
壊れ物を扱うように
腫れ物に触るように
僕に接するのはやめてくれ
そんな憐れんだような目で僕を見るな
そんな事を
してほしかったわけじゃないんだ
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