恋するキモチ【長谷土】

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      懐かしそうに、嬉しそうに笑む土方はまさに幸せに満ち足りた表情   総悟は珍しいものを見た、と言うように目を少し開かせている     しかし、長谷川の隣にいる人物を目にした瞬間、土方の表情が曇った   沖田が不思議に思いながら長谷川の隣の人間を見れば       「ありゃ、ダンナじゃねーですかィ」       長谷川の隣には銀色の髪を持つ、胡散臭く、どうしても好きになれない万事屋の男   どうしてこいつが長谷川さんの隣にいる   どういう関係なんだ   唇を噛み締める土方に、沖田は構わず前方にいる銀時と長谷川の方へ行き     「だぁんな?」     後ろから突然声をかけられた瞬間驚きのあまりに銀時はこちらを振り返り、総悟の顔を見た瞬間更に驚いた表情に変わって   やがて。    
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