第一の男。

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それからは地獄のようだった。 実家を知られていた為、戻るにもどれず酒に酔っては殴り、シンナーキメては蹴り上げた。 覚めると決まって『ごめん』と言って泣いた。 一度、俊一が明け方帰ってきて、あたしは寝ていて、多分あたしの髪を撫でたかなんかしたのをあたしが無意識に払った時、ほぼ熟睡で無防備なあたしに散々殴りかかってきたっけね(笑) みぞおち膝蹴りとか、マジ息止まるから(笑) 毎日あざだらけだったけど怖くなかった。 あたしは心の中で見下していたから。
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