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†三木眞日記†
○月×日。
朝から土砂降りの雨。
愛車のハチロクを、車検に出していた俺は、土砂降りの雨の中歩いて帰る羽目になった。
そこで、いつもは車で通っている通路のゴミ捨て場に、ポツンと放置されていた段ボール箱を見付けた。
気になり覗いてみると仔猫が捨てられていて…。
――――可哀相に。
寒さでブルブルっと震えている。
しかも、衰弱し切っているみたいだ。
このまま放っておく訳にいかず俺はペット禁止だったマンションへとその仔猫を家に連れ帰る事にした。
毛布に包んでやり抱きしめ人肌で暖める。
…死ななければ良いが…。
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