第2話

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ダムダムッ マスはスピードに乗ったドリブルで幕久ゴールに迫る。 ディフェンスに戻っていたのはジャイアンとウォーリー。 対する武野はマス、レイ、陸が走っている。 武野の監督「アウトナンバーだ!そのまま行けッ!」 (アウトナンバーとは、速攻した時にオフェンスの数がディフェンスの数よりも多いこと。) レイ「マス!」 レイがミートしようとする。 マスはボールを持った右手を後ろに回し、ビハインドパスを出す構えをした。 ジャイアン「させるか!」 ジャイアンはレイにパスさせまいとカットを狙う。 しかしレイにパスはこない。 クルッ マスはパスを出さず、そのままボールを体に回してレイアップに行く。 ジャイアン「ぐッ…。」 ウォーリー「ブロックーッ!!」 最後の砦ウォーリーが高いブロックでマスのシュートコースを消した。 フワッ ウォーリー「!?」 ドカッ!! マスのパスに合わせた陸の豪快なツーハンドダンクが決まる。 武野「うぉぉぉぉ!!陸ー!マスさん最高ォォ♪♪」 大いに盛り上がる武野の選手達。 しかしこのアリウープを気にも留めずに1人のプレーヤーはゴールに向かいドリブルを開始していた。 ダムダムッ スパッ その男はユッキーだった。 ユッキー「ダンクも普通のシュートも同じ2点でしょ?」 烈「(頼りになるぜ…。)」
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