再会と別れ

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一方、 ディオンの家では宴が始まった。 ジョッキの当たり合う音に合わせて楽しい笑い声が響く。 「カンパーイ♪♪」 机の上には目が眩む様な料理が並ぶ。 ディオンが料理に手をつけようとした時である。 ペチン!! ダンがディオンの手を叩く。 ディオン「痛ぇーなぁ!!!何すんだよ!! 病人に向かってよー!!!」 ダンが鼻で笑った。 ダン「フンッ!…何が病人にゃ!! この料理達はみんにゃのにゃ!! ご主人様はコレにゃ!!」 ダンは後ろから自分の倍ほどの野菜が入った皿を俺の前にドンッと置き、 さぁ食え!!みたいな目で見てくる。
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