†悪人†

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  「棟梁!やっぱり、あのやろうを!」   「いいから待て。この家の周りは他の『部族』が囲んでるから大丈夫だ」     棟梁と呼ばれる男が、タトゥーの男を黙らせていると、クロノスがゾロの腹を肘で突いた。     「ゾロ兄、あの人は?それに『部族』って?」   「うん、あの男は通称『双剣のロキ』。元西の王国軍、第一部隊隊長だった男で、今はカーロ族の棟梁だ」     この西の王国軍は、クロノスたちが住んでいる王国軍のように1つ1つに役職の名前があるわけではなく、1人の将軍をトップに第一部隊から第三部隊まであるのだ。   だが、1つの部隊に人数がとても多く、総員は、クロノスたちが住む王国軍に匹敵するほどだ。   それから、この大陸には草原などの自然が多く、昔からこの大陸に住む部族が幾つかある。   カーロ族というのは、その1つだ。
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