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「わかりました。手伝いますよ」
しょうがないのでオレは先輩に了承の返事を返す。
「へへっ、助かるよ幸之助。ホントは新聞部のオレが行かないと行けないんだけどな、行きたくねーし」
サラっととんでもないことをいいだす山元。
「…では、土曜の午後5時に椎脇神社の前に集合だ。」
山元の暴言が耳に入らなかったのか、それとも、もう諦めているのか、先輩は集合時間を告げると教室から去っていく。
そして気付いた時にはすでに昼休み終了の鐘がなり、オレのまったりとした午後は終わりを告げた。
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