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「た、助けてくれ」
一生懸命命ごいする男性を見た殺人鬼はニヤリと笑う
(いかれてやがる)
陰から見ていた竜二は聞こえないように言う
(とりあえず警察を)
携帯をポケットから出そうとする・・・が
(あれねぇぞ。どこだっけ・・・)
鞄の中を探す
(いそがねぇと)
(あった)
鞄の中から取り出す
「するっ」
「いっ!」
「ガシャッ」
携帯が手から落ちた
殺人鬼が音のする方を振り向いた
(やべぇばれたか?!)
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