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【晴海サイド】
『どうかした?』
助手席のドアを開けて詩穏ちゃんを見ると、何故か少し慌てて…
『あっごめんなさい;;;カップホルダーに灰が乗ってたの見えてつい…』
『ぇ!!ありがとう!!ハンカチ汚れちゃったかな;;ごめんね;;;』
あれ…俺さっき掃除したのにな…あれから吸った灰かな…
『大丈夫ですよ(笑)』
詩穏ちゃんが車を降りようと、足を下ろしたから手を差し伸べて、ニッコリ笑って見せる…
王道の女の落としかただな(笑)
『気をつけてね(笑)』
『晴君ありがとう(笑)キャッ;;!!!』
『ぉっ;;!!大丈夫?』
詩穏ちゃんはそっと手を置き微笑んで、車を降りようとしたとき、何でも無いとこでつまづいて、抱きついてきた。
「キャッ」とか可愛っ///
『ごめんなさい;;;』
『怪我しなくて良かった(笑)』
役得役得(笑)
女子高生も抱き心地かわんねぇな…この子結構スタイル良いし…
『ありがとう(笑)』
『行こうか(笑)』
俺は詩穏ちゃんの手を握ったまま歩きだすけど、詩穏ちゃんは歩こうとしない…
何で;;;?
『晴君…手///』
『ごめん嫌だった?』
マジか;;;結構ショックだぞ;;;
『嫌じゃ…ないです//』
『じゃあ繋いだまま(笑)』
『はいっ(笑)』
照れてるのか…手繋ぐだけで?マジか!!?めちゃくちゃ可愛い//
俺は妙な浮かれ具合で、詩穏ちゃんにペースを合わせて、章介が予約してあるいつもの、合コン場所へ向かう。
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