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【詩穏サイド】
色々考えながら話してたら、いつの間にか車が停まって、晴君が車から降りたから、ハンカチを出して時間を稼ぐの…
なんか良い理由ないかなぁ;;
『どうかした?』
助手席のドアが開いたから、ハンカチをカップホルダーに近付けて、灰を払う振りして…
『あっごめんなさい;;;カップホルダーに灰が乗ってたの見えてつい…』
まぁなんも無いんだけどね…
気の利く娘のフリってやつ(笑)
『ぇ!!ありがとう!!ハンカチ汚れちゃったかな;;ごめんね;;;』
『大丈夫ですよ(笑)』
車を降りようと足を下ろしたら、晴君が手をかしてくれて…
『気をつけてね(笑)』
『晴君ありがとう(笑)』
そっと手を置いて車を降りるついでに、つま付いたフリもしてみちゃう(笑)
『キャッ;;!!!』
『ぉっ;;!!大丈夫?』
晴君に抱きついちゃいました!!ってちょっとドジな娘のフリ(笑)
でも、いい匂いがして…
『ごめんなさい;;;』
『怪我しなくて良かった(笑)
『ありがとう(笑)』
『行こうか(笑)』
晴君が手を握ったまま歩きだすから、恥ずかしいフリも…
オマケみたいな感じかな(笑)
『晴君…手///』
『ごめん嫌だった?』
『嫌じゃ…ないです//』
『じゃあ繋いだまま(笑)』
『はいっ(笑)』
ここまでは完璧!!!かな(笑)
ここからが勝負…
恭子達の期待に答えなきゃね(笑)
でも疲れてきたし;;さっきのもショックだし(泣)
合コンじゃなかったらビール一気してるよ;;;
まぁ今は榎木晴海を落とすことに専念しましょう(笑)
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