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【晴海サイド】
手繋いだまま店につくと章介の名前を言って、予約してあった席に案内されて…
『晴君…勝手に座っちゃって良いのかな;;;』
『良いんじゃない(笑)』
『じゃあ…晴君からどうぞ(笑)』
俺が先に座敷に上がり、詩穏ちゃんも座敷に上がると、膝を付いて靴を揃えて端に置いて、俺の靴も同様にして立ち上がった。
正直驚いた…
今付き合ってる女達もそんな事しねぇし…
この子やっぱ女子高生じゃないかも…すっげぇ良い…
何か吹っ切れたかもしんねぇ…
『ごめんね…ありがとう(笑)』
『え?何が?(笑)』
『ん?いや…あっ!!何処座ろう?(笑)』
この娘にとって普通なんだ…
俺よか大人かもな(苦笑)
『晴君決めて下さい(笑)』
『じゃあそこの奥に(笑)』
『はいっ(笑)』
俺が一番奥を指差したら、心地良い返事して詩穏ちゃんが座って、俺も並んで座る。
なんだろうこの娘の言葉が心地良い…
俺が主導権ってやつ握ってるのが感覚でわかる…
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