♯1

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『晴さーんっ!!!待って!!!』 ここは大手住宅メーカーが、新築の展示をしている展示場の駐車場… 車の鍵を開けていた俺を呼び止め、健吾が駆け寄る… 『何だよ;;;俺は忙しいんだ;;』 今の時刻は午後10時… 女との約束に遅れそうな俺は、少し苛つきながら後輩の樋山 健吾を睨み付け… 『晴さん明日休みっすよね!!??』 『ああ…だから?』 『冷たいっすねぇ;;可愛い後輩が尊敬する先輩の大好きな合コン話持ってきたのに…』 今なんと?合コン?行くに決まってるだろ(笑) 俺はニヤリと笑って健吾をみて… 『おっ!!明日か?行く行く(笑)』 『そうこなくっちゃ!!相手はなんと女子高生!!章介の会社のバイトの子らしいっす(笑)』 女子高生…歳からして微妙に犯罪かかりそうだな;;; まぁ合コンだし良いっか… 『まぁ頑張れや…女子高生は守備範囲外だ(笑)』 『晴さんが手抜いてくれたら俺らに女の子回るからラッキー(笑)』 『あっそ;;;じゃあ俺女と約束あっから帰るわ(笑)』 ニコニコ笑う健吾を横目に車に乗ると、約束の場所へ向かった… つっても女の部屋だけどさ… 部屋につくと如何にも不機嫌そうな顔の、女が俺に近付く… 『晴海遅いっ!!30分遅刻!!』 めんどくせぇ;;; 適当にキスしてあしらえば機嫌も良くなるだろ… 女の腰を引き寄せ軽くキスをする。 『後輩に捕まった(笑)』 『ふ~ん…』 如何にも怪しいって言いたげで、女は俺の手を引き寝室へ向かうと、ネクタイに指をかけてほどかれる… 『いきなりかよ;;;』 『30分我慢したわよ(笑)』 俺はされるがまま身を任せてると、いつの間にかボタンは全開、ベルトも外されてすっげぇ間抜けな格好;;;
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