648人が本棚に入れています
本棚に追加
『晴さーんっ!!!待って!!!』
ここは大手住宅メーカーが、新築の展示をしている展示場の駐車場…
車の鍵を開けていた俺を呼び止め、健吾が駆け寄る…
『何だよ;;;俺は忙しいんだ;;』
今の時刻は午後10時…
女との約束に遅れそうな俺は、少し苛つきながら後輩の樋山 健吾を睨み付け…
『晴さん明日休みっすよね!!??』
『ああ…だから?』
『冷たいっすねぇ;;可愛い後輩が尊敬する先輩の大好きな合コン話持ってきたのに…』
今なんと?合コン?行くに決まってるだろ(笑)
俺はニヤリと笑って健吾をみて…
『おっ!!明日か?行く行く(笑)』
『そうこなくっちゃ!!相手はなんと女子高生!!章介の会社のバイトの子らしいっす(笑)』
女子高生…歳からして微妙に犯罪かかりそうだな;;;
まぁ合コンだし良いっか…
『まぁ頑張れや…女子高生は守備範囲外だ(笑)』
『晴さんが手抜いてくれたら俺らに女の子回るからラッキー(笑)』
『あっそ;;;じゃあ俺女と約束あっから帰るわ(笑)』
ニコニコ笑う健吾を横目に車に乗ると、約束の場所へ向かった…
つっても女の部屋だけどさ…
部屋につくと如何にも不機嫌そうな顔の、女が俺に近付く…
『晴海遅いっ!!30分遅刻!!』
めんどくせぇ;;;
適当にキスしてあしらえば機嫌も良くなるだろ…
女の腰を引き寄せ軽くキスをする。
『後輩に捕まった(笑)』
『ふ~ん…』
如何にも怪しいって言いたげで、女は俺の手を引き寝室へ向かうと、ネクタイに指をかけてほどかれる…
『いきなりかよ;;;』
『30分我慢したわよ(笑)』
俺はされるがまま身を任せてると、いつの間にかボタンは全開、ベルトも外されてすっげぇ間抜けな格好;;;
最初のコメントを投稿しよう!