♯8

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だだっ広い庭に車停めて降りたら… 『うぉっ!!!スープラ!!!渋っ!!(好)』 『充也んだ(笑)』 『マジか!!イイ~っ(好)』 『湾岸ミッドナイト生で見てる気分だ;;;』 『悪魔のブラックバード探すか?(喜)』 『しおーっ!!!お帰りっ!!(好)』 『なっ;;;!!!』 屋敷ん中から飛び出してきた、俺と歳かわらないぐらいの、綺麗な男が詩隠に抱きついてる;;;; 詩隠と同じ所にピアスついてるし;;;まさか充也;;!!? 『誰だこの男(敵視)』 『晴だよ(笑)』 『コイツか嘉君言ってた詩隠に手出した野郎…(睨)』 『噛み付かないの;;晴~これが充也(笑)』 『はじめまして;;;』 うっわぁ;;にらまれてるよ;; 何かこの男親戚って感じじゃねぇ…何か妙な胸騒ぎがする;;; 何より詩隠にくっ付き過ぎだ;; 『しお…中でみっちゃん待ってる…晴車について語るか…(笑)』 『じゃあ先に行くね(笑)』 『ぇ;;;詩隠;;;』 俺を見捨てんな;;; 屋敷に消えちまったぁ;; 充也めちゃくちゃ妖しい笑いしてっし(泣) 『晴は車好きだね…俺もね好きなんだよ…』 俺の車いじくりながら目の笑ってない充也が俺を見た;; 背筋に寒気が走ってる… 『スープラ良いですね…;;』 『敬語いらないよ…俺28だし…』 『ぇ?詩隠30って;;;』 『アイツ人の歳覚えねぇからざっとで言うんだよ;;;まだ三十路じゃねぇ;;;』 『充也さんは詩隠の叔父さんでしたっけ?』 『充也でいい…一応叔父って事にしてるけど家複雑でね…みっちゃんの兄貴の嫁の隠し子…だから他人が正しいの(笑)』 『へ~…;;;』 『だから詩隠とも結婚出来ちゃうんだよ(笑)』 『え;;;;?』 満面の笑み浮かべて充也がサラッと、とんでもねぇ事ほざいた;; 『詩隠にピアス開けたのも俺…キスも初めてもね…放し飼いにしてたんだけどさぁ…まさか詩隠が男作るなんて思わなかったんだよ…晴消えてくんね?(笑)』 めちゃくちゃ笑顔で宣戦布告されたし;;; 複雑過ぎる;; つ~か手離してたまるか(怒) 『消えねぇ…詩隠は俺んだから…』 『まぁ冗談はそのぐらいにして中入るよ(笑)』 『へっ;;どっから冗談?』 『秘密ぅ(笑)』 遊ばれてる;;; 完璧遊ばれてる(泣)
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