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されるがままにベッドに寝転んでたら、そこそこの快楽と一瞬のすっげぇ快楽…
キスを求めて来る女に、口を開ける事さえ虚しく思えるけど、俺は一瞬の快楽のためだけに、身体ごと飲み込まれてた。
いつの間にか女の喘ぎ声がおさまって事は済んでた。
『晴海はめんどくさがりね(笑)』
『スッキリしたんなら良いんじゃねぇ?俺寝る…』
この女とのするのは楽で良い…
疲れることもないし、溜まったもんがスッキリする…
美人だしスタイル良いし連れ歩くには丁度良い…
ただそれだけ。
恋愛感情なんて俺には無い…
そんなもん高校の卒業式で落としてきた(笑)
俺はそのまま中途半端に脱がされた服を脱ぎ捨て、堕ちるように眠りにつき…
朝起きると女は仕事に出ていてテーブルに鍵が1つ…
書き置きには、
いつもの場所ね。
服を着て鍵を取ると部屋を出て、自宅のマンションへ帰る…
昼か…
完全寝過ごしたな;;;
薄暗いリビングに入り照明を付け、キッチンへ向かい珈琲を淹れ、何と無く買い置きしていたパンを取り、ソファーに座ってテレビ見ながらかじる。
面白い番組ねぇな…
スーツをソファー脱ぎ捨ててシャワーを浴びてみる。
時間潰しもあるけど、ふと思えば俺の身体って女の唾液だらけだしな;;;
腰にタオル巻いて髪拭きながらソファーに戻ると、携帯が光っていて健吾からメールってすぐわかった。
[4時〇〇駅集合でヨロシク〓]
女子高生だしイマイチ乗り気になれねぇ;;;
女子大生だと張りきんのに(笑)
適当に服を出して一応、合コンらしい格好に着替えて、またソファーでテレビを眺めてた…
『後二時間…洗車でも行くかな…』
車の鍵と財布を持って部屋を出て、近くの洗車場で1人虚しく車を洗う。
時間潰し…
の筈がいつの間にか真剣に洗ってる俺がいる…
黒のボディーが光って自分が映る。
やる気ねぇな;;;
車に乗り込んで時計に目をやると…
15:20…
ヤバい;;駅までここから40分はかかる…
良くてギリギリ…
また健吾に小言言われると思うと、ため息をつきながら車を走らせた…
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