♯1

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【晴海サイド】 駅に着くと他の奴等は集まってて、俺も車を路駐して近付く。 『晴さ~ん!!遅~い(笑)』 健吾がデカイ声で跳びはねっから、すっげぇ通行人に見られてるし;;; 『恥ずかしいからやめろ;;;あれ?赤羽居ねぇの?』 『赤羽っち今日はパスって(笑)』 俺の隣に居た平沢 拓也がニコニコ笑うと、健吾がニヤって笑って… 『俺達の天下ぁ?良いねぇ(笑)』 あ~赤羽が居なくて俺が乗り気になってないからか… 急に幹事の章介が手を振りだして、全員が何と無く章介の目線の先をみたら… 『恭子ちゃん!!早かったね(笑)』 女子高生のご登場か… 興味ねぇ;;; 幹事らしき女の子が章介に駆け寄ると、健吾が嬉しそうに俺の裾を引っ張る。 『松波さん達も早かったんだね(笑)』 何か1人落ち込んでないか? まぁ関係ねぇけど… 『先ずは自己紹介だね!!俺は松波 章介22歳恭子ちゃんのバイト先の社員です(笑)んで隣が樋山 健吾23歳…』 章介が仕切って自己紹介を始めた… 『宜しく!!一応大手の社員です(笑)で隣が…』 『平澤 拓也です!!23歳医大生です(笑)』 『榎木 晴海です…ちょっと歳上だけど健吾の同僚…宜しくね(笑)』 こんなもんだろ… 歳からして興味示さないだろうし…欠伸出そうだ;;; 『黒河 寛人です!!22歳会社員でぇす(笑)』 『猿渡 泰彦です!!22歳まぁ会社員です(笑)』 泰彦で紹介終わりだったなぁ…腹減ったな…
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