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【詩穏サイド】
『来てんじゃん(笑)』
恭子が駅のロータリーに、合コン相手を見つけたらしく、私の肩を叩きながら叫んで手を振ってる…
私は合コンなんて気分じゃない(涙)
落ち込む私以外は、男達を物色しながら近付き…
『イケメン1人か…』
『中の上二人…』
『後は中の下だね…』
『私立ち直れない;;;』
私がため息をつくと、恭子同様幹事の男が手を振って…
『恭子ちゃん!!早かったね(笑)』
『松波さん達も早かったんだね(笑)』
恭子と香奈は駆け寄り、私と三人はゆっくり近付く…
『先ずは自己紹介だね!!俺は松波 章介22歳恭子ちゃんのバイト先の社員です(笑)んで隣が樋山 健吾23歳…』
『宜しく!!一応大手の社員です(笑)で隣が…』
『平澤 拓也です!!23歳医大生です(笑)』
『榎木 晴海です…ちょっと歳上だけど健吾の同僚です…宜しくね(笑)』
あれ?結構カッコいいかも…
歳上って事は半ば越えかな…
鍵はNISSAN車…黒のスカイライン…
新車で買ってたら年収中のちょっと上…
危険なラインだね;;;
この人にするか…
っても香奈;;;
私マジで泣きたいよ(涙)
『詩穏榎木さんでいくんでしょ?(笑)』
私がため息をついたら恭子が、ニヤニヤ笑ながら小声で話かけてきた。
『まぁね…』
でも先ずは立ち直らなきゃ(涙)
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