百鬼姫影 -番外編-

座談会 ｢愛読書｣

悠亜
『座談会 愛読書』

月臣
『って事で…みんなに集まってもらったんですけど…』

姫咲
『…どういう事で？』

綾未
『ちゃんと聞いてよ、姫咲くん!!』

流衣
『え～？綾未、さっき月臣何か言ってた？』

月臣
『綾未…いいよ…。えっと、朝目が覚めたら…こんな手紙が…』

雷無(手紙文)
『よぉ、人間!!今日はてめぇらの生態調査するために仕方なく手紙だしてやったんだぜ～？』

翠無
『あのさぁ、君達の愛読書を教えてよ。簡潔に。』

藤深
『短い手紙だな…』

月臣
『ですよね…。で、愛読書について語れって事です。』

悠亜
『そんな事ですか？私は、最近 ｢熱宮ハルピの憂鬱｣を…』

綾未
『あぁ、ハルピね。あれは面白いよね～？』

姫咲
『ハルピ？なんだそれ…』

悠亜
『あのですねぇ、キュンって人が主人公で、ハルピって人がヒロインなんです』

綾未
『それでね、ハルピは普通の妖怪に興味なくって、願った事を現実にする力を持ってるのよ!!』

悠亜
『そうそう、そうなんですよ～!!それで…』

姫咲
『あ…あぁ…、もう分かったから…』

月臣
『あれは無視して話進めますか…。』

千識
『我は…、｢ガガガの鬼太郎｣と言う本が好きだな。』

姫咲
『あぁ!!あれは面白いよな!!』

藤深
『ひゃはっ。オレも知ってるぜ～？』