猿夢

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しかしすぐに次のアナウンス… 「次はえぐり出し~えぐり出しでございます」 するとまたもや悲鳴が… 「ウワァァァ!!!」 見なくても分かった…えぐり出しとは…おそらく目だろう… 俺は耳をふさいだ……しかし…何かがコロコロと転がってくる… 『それ』と目があった… それはさっきの奴の目だった。 「ひっ…」 ダメだ…普通じゃない… 付き合いきれない… その時後ろの何人かが消えた… なぜ消えた……? すると後ろから声をかけられた。 「あいつらは目が覚めたんだ。あんたも早く目を覚まさないとあぶないよ…」 そういうことか…… だが消えた人数は6人…まだ7人いる…俺はギリギリまで待つことにした…
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