猿夢

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ギュイィィィン― 前から機械音が聞こえる… 『覚めろ覚めろ覚めろ…』 ギュイィィィン― 『頼む!覚めてくれ!』 だんだん音が大きくなってくる…それほど近づいているのだろう… もうだめだ… 「覚めてくれーーーー」 俺は叫んだ… 「はっ……」 気がつくと俺は布団の上だった… 布団は汗で濡れていて目には涙があふれていた… 俺は水を飲み一息ついた… 俺は助かった―
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